Neutral 〜ニュートラル

50歳のうめめだかが感じたことやオフタイムのこと、好きな物のこと、趣味etcについてひとりごつ。  SINCE 2005.7.12

アキレス腱を切って考える

最近、仕事については聞かれても、なかなか説明すると時間もかかるし、理解されがたかったりするから話さないことが多い。週1回の図書館司書の仕事以外、出勤もないので、だいたい家にいて、暇人と思われることが多い。

近所のマダムにしょっちゅうお茶に誘われたり、小学校が近いのでワーママから子どもが水筒を忘れたから4階の教室まで届けてほしいと言われたり・・・時々困惑する・・・

コロナ禍になって、海外旅行のプランニングや手配をしていた私は大打撃を受けた。売上が徐々に減っていき、ついには0円になってしまった。ありがたく支援金をいただけたので、その余力で、前に資格だけ取っていた図書館司書のアルバイトを探して少しだけれど働き始めた。自由な時間だけは増えたので、日本語教師養成講座に通って420時間を修了、(実はコロナ前から、これはスタートしていたのだが)昨年末、日本語教育能力試験の試験にも合格したので、ライセンスは2つになった。

今現在は、アキレス腱を切ってしまったので、図書館の仕事は春までできそうになく休んでいる。二つの契約している海外のオンランレッスンの会社の仕事と日本語学習の問題を作るアイテムライターの仕事があり、イレギュラーで議会等の議事録をまとめる仕事もある。オンラインなので、学生もアキレス腱(けん)を切ったことさえ知らずに今まで通りレッスンしている。

どちらにしても、自営業なので、売上にばらつきはあるけれど、なんとかやっている。
アキレス腱を切って、図書館の仕事に行けないことは、残念であり、なにか焦りのようなものはやはり感じた。

私の場合、アキレス腱を切っても、不便なことは多分にあるが、ベースは在宅ワークなので、全体で見ればそれほど変わらない生活をしているが、もし全部通勤の仕事だったら、どうしただろうと考えた。

電車に乗るにも、エレベーターがない駅も多く、エスカレーターに乗るには松葉づえでは、かなり怖い・・・それに、駅までそもそも遠め。この足では自転車にも乗れない。

都内のオフィスだったら、コインパーキングは結構高いけど、その分を出費してでも、会社の近くのパーキングに車を停めて出社するのかな。

図書館の仕事は、松葉づえでは配架作業もできない状態だとほぼ使いものにならない気もするし、私の場合は現実的かつ総合的に考えると、休むのがベターだろう・・・などと悶々と考えたりした。

結局、私が悩んでも現状は変えられないものの、体が動かないから周りにフォローをたくさんしてもらっていて、いろんなことを考えて、一周まわって、親切にしてくれた人に感謝しかないなあと思った。治ったら、御礼行脚だなあと思う。

自分は同じように親切にできるだろうか、できなきゃいけないなあと考えたりするのだった。