NO BOOK, NO LIFE
ブログ更新が滞ってしまって、申し訳ありません。10月は気忙しいという言葉がふさわしいほど、気持ちに余裕がなくて、ブログ更新ができずにいました。
ふと自分の生活を振り返り、仕事に復帰しようと思った晩夏から、あっという間に話が決まり、決まったと思うと保育園を調べて申し込みをしなければいけない時期になり、なんだかばたばたしていました。本当はそれほど忙しくないのに、考えることが多くまさに気忙しいという日々でした。
日本には”3歳神話”というものがあり、すごく悩みました。だんだんと言葉を発し、可愛くなっていく子供を前に、仕事をすることや、40度の熱をたまたま出したので、こんな子供を置いて、ほんとうに私は仕事をできるのだろうかとか、すごく考えることが多かったです。
それに、この不況。もしかしたら、口約束みたいな内定もダメになってしまうこともあるかもしれないし…。ブログに書くこともどうなのかと…。でも今はダメになったらそれはそれで、そういう運命だったと思うし、それはそれでまた違う機会を与えられたと思えばいいやと思うようになりました。
とは言っても、日本という国は先進国といっても女性が働きずらい国だと思います。当たり前のように女性が働く国だってたくさんあるのに、働くこと自体に悩むって、もう21世紀なのに…。制度が遅れていることはもとより、女性自身や男性の考え方がやっぱり古風なんだと思います。考え方が変わることのほうが、男女雇用機会均等には大事なんだと思うし、私としては小さいときからの教育が一番の根幹なんだと思います。
本題に入りますが、そんな気忙しい日々で、ライフワークである読書を全くこの2カ月程しなかったんです。最近やっと、実は今更ながら読みかけだった三島由紀夫の『金閣寺』を読み始めて、今日図書館で井上荒野さんの本を2冊借りました。(画像あり)
井上荒野さんの本で『誰よりも美しい妻』を今読んでますが、なんだかため息が出るほど、艶っぽい夫婦が描かれていて、あまりの現実の差にため息が出ます。
それにしても艶っぽい生活はないにしても、読書という潤いがない生活もまさに"NO BOOK,NO LIFE"といえるくらい、潤いがなく空虚です。読書の時間を持てたことは、やっと自分の時間と潤いが取り戻せた気がします。