村山由佳の本を読んでます
ここのところ、落ち込んでました。私の先には何がいったいあるんだろう。そして私は何に向かって日々を過ごしているんだって。
私の前に道はない。私の後にも道は出来ない...?”道程”をぱくったみたいな言葉を思い出しては考えていたんです。
週末にソロモン流に出てた村山由佳の姿をみて、なんかすごくあーと思って、彼女は自分のウィークポイントに陥りそうなところを冷静にわかっていて、それを謙虚に受けとめて、静かにそれを回避していて、傲慢に生きないという姿に共感してしまいました。
勝手にどうせ若い人なんじゃ...と思ってたので、なぜか読むこともなくきてしまって反省。
最近活字離れしてて、なんとなく気持ちを落ち着かせたかったので、通勤時にさわりですが読み始めました。
小説家って、孤独な作業かもしれないけれど、ソロモン流に出るだけあって憧れましたよ。(ソロモン流に出た人で憧れなかった人はいないかも)それにしても村山由佳の生活は素敵でした。
とは言っても自分はほんとに一般市民な訳で、満員電車に揺られるサラリーウーマン。そんなときに死ぬまで仕事していた祖母の言った言葉を思い出すわけです。
仕事が忙しい中で少しの休みがあるから、人間はすごく楽しく感じるもので、仕事が忙しいのは有り難いこと...と言うようなことを言っていました。私は90になってもそんなことを言える人になるかなと思うのでした。