Neutral 〜ニュートラル

50歳のうめめだかが感じたことやオフタイムのこと、好きな物のこと、趣味etcについてひとりごつ。  SINCE 2005.7.12

自分へのご褒美的な・・・

 先日、またまたETV「すてきにハンドメイド」で見た、「SASAWASHI」という素材を使った帽子を作りました。

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 かぎ針の細編みだけで、編めるということで、このくま笹和紙という素材は、抗菌作用、紫外線防止効果もあり。手洗いも可能の天然素材で、すぐに気になって、ユザワヤのウェブショップで、SASAWASHIを購入して作り始めました。
 出来上がってみると、ちょっと、目数を間違えたりしたのと、最初の網が緩めだったこともあり、出来上がりがテレビをちょっと違ってしまいましたが、反省材料としつつも、これもご愛嬌ということにしようと思います。

いつも、帽子はちょうどよいサイズが見つからず、だいたい小さめで、すぐに飛んでしまうみたいなことが多いんですが、大きめサイズに目数を増やしたので、ちょうどよいサイズに出来上がり、自転車に乗ってもかぶれます。
今朝未明に出来上がったんですが、くしくも本日は私の43歳の誕生日!
自分へのご褒美的・・・なものになりました。

今日は、半日ドックにも行って、その間にちょうど、ポール・ジョンソン著の「チャーチル 不屈のリーダーシップ」を読み終えたんですが、チャーチルという人が再評価される理由がわかり、彼の人柄を、彼の愛したチャートウェルの庭園を思い描きながら想像しました。

この本の最後に、彼の教訓(と本にはありますが、彼の生き方のヒントともいえる)という中でも、「チャーチルは人として卑しい行為に時間や労力を無駄にすることがほとんどなかった。」とあり、「憎しみほどエネルギーを浪費し、消耗するものはない。悪意は判断を狂わせる。チャーチルは寛容と和解を愛した。」とあります。

日本人的に言うと、「昨日の敵は、今日の友」とでもいうのか、「罪を憎んで、人を憎まず」というのでしょうか。「憎しみをもたなかったことで、チャーチルは生涯を通して、大きな喜びを手にした点をあげたい。思いがけない吉事の時など、これ以上ないほど魅力的な顔を輝かせる。」とあります。

チャーチルは好戦的ともいわれ、冷酷とも言える決断があったことも事実だと思います。しかし、その場所(国)に合った、やり方で正しく、私利私欲なくリーダーシップを発揮したことが再評価されるのでしょう。人として愛されるキャラクターだったことも、その理由だと思います。冗談好きで、人を恨み続けるようなことのない、明るさというのは、チャーチルでなくとも、素敵だと思います。そういう人でありたいですね。