無駄にしないこと
先日、修理に出した30年来の椅子が戻ってきました。実は藤で編まれた背面がボロボロで廃棄しようとしていた古い方の4脚。結局うちにはコスガのカントリーシリーズの椅子が8脚もあります。微妙。でも、とても綺麗に直って、とても嬉しかったです。良心的な修理屋さんで近所なので、ただで配達してくれ背面と座面張り替えで1脚13,000円くらいでした。
最近時間があれば、まずすることは断捨離です。要るものと要らないものを見つめ直す時間。こだわるものとこだわらないものを見極める作業かもしれません。大事なものは直してでも長く使う、買うときも多少高くても長く大事に使えそうなものを買いたいと思うようになりました。
余談ですが、仕事で、キューバのオーガニック農園やファミリードクターの視察を兼ねたツアーを作っていて、吉田太郎著「世界がキューバ医療を手本にするわけ」「200万都市が有機野菜で自給できるわけ」を読んだり、映画「ブエナビスタソシアルクラブ」を見たりしました。
キューバの情報は日本に入りづらく、この消費社会に背を向けたカリブの国の幸福論みたいな。少しだけ知ることができました。
いまだに走るクラッシックカーのような車、人々の言葉からも消費社会よりも心、感謝の気持ちと言う言葉が本からも映画からもシナリオでなく、偶然にも同じ言葉が出てきます。
いったい、この国は?と急に興味が湧いてきました。これは革命の歴史まで紐解かないとだめそうです。
自分の生活はまさに消費社会の申し子のようなものの溢れよう、なにを大事にするのか、ちゃんと選択できるようにならないと、と思いました。
まずは身近なものを無駄にしないこと、反省をこめて、実践しようと思いました。