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50歳のうめめだかが感じたことやオフタイムのこと、好きな物のこと、趣味etcについてひとりごつ。  SINCE 2005.7.12

鰹節削り器

 年末に鰹節削り器を買いました。

 たまたま見ていた金スマで”はなちゃんのみそ汁”という本のはなちゃんの5歳の誕生日から日課の味噌汁作りについての話をやっていたのを見てから、鰹節削り器を買おうと思いました。現在小学校3年生のはなちゃんが毎朝お父さんと自分のために鰹節を削り、昆布は前日から水に浸しておいて、味噌汁を作っていることにとても感銘を受けました。

 はなちゃんのお母さんは33歳で、乳がんでに亡くなったということで、そのお母さんとの約束が毎日お味噌汁を作って食べることだったそうです。お母さんはがんという遺伝的な危惧も含め、食生活の大切さを小さいはなちゃんにしっかりと教えたのでした。

 鰹節を削って味噌汁を作るというのは日本古来のスローフードだと私は思います。発酵食品は体にもちろんいいし、野菜も取れる。私ははなちゃんから学ぶことが多かったです。  

 実際に私が毎日はなちゃんのように作れているかというと全然で、土日と週1日平日に作る程度でダメダメです。ですが、その数回は自分でも驚くほどおいしいお味噌汁が作れ、とても幸せな気分になります。

 私自身はお味噌汁があまり好きでなくて、自分で作ることも億劫がっていたダメダメですが、鰹節を削ってだしを取ると少量の鰹節でも驚くほどいい味のだしが取れるんです。いままで市販のパックの鰹節をいくら入れてもだしがうすいのよねーと思っていた人はぜひやってみてください。

 鰹節削り器の入手についてはまず実家に連絡をして、昔のがないかと聞いたところ、とっくに壊れて捨てたと言われ、購入を考えました。続けられるかわからないし、と思いつつも、一生モノかもしれないしというので悩み、アフターケアーが確実な木屋を候補に挙げていましたが、いいなと思うのはやはり2万オーバーで、にんべんでアフターケアーもありで1万2,3千円であり、これに決めました。にんべんではこの他にもプラスティックの受けのものもあり、洗えるので衛生的で今のライフスタイルにあうデザインのものもあります。この写真の削り器はやや小型でうちには収納の面でもぴったりでした。

 うまく削れるかも心配でしたが、削り器がいいのか結構うまく削れます。

鰹節削り器