私のネタ帳
今日も天気が良くて、桜はあっという間に七分咲き程になってしまいました。考えてみれば桜の時期になると、花見にいったり、開花具合が気になってしょうがなくなったのは20代後半に入ってからかもしれません。学生の時にはそんな桜に興味がなかった。ワビサビのわかる大人になったということでしょうか?
話は変わりますが、銀座のitoyaで以前から使っている、手のひらサイズの、方眼のメモ用紙が入ってる手帳が終わってしまったので、色違いのを買いました。スペインのメーカーなのだそうですがMiquelrius(ミケルリウスと読むのかな?)のFLEXIBLE NOTEBOOK。
先日書いたとおり、今一番左のスケジュール帳を使っているのですが、メモスペースが少ないので、この手帳をメモとして使っています。
この手帳はちょっとしたことを書き留めるのにとっても便利。病院で雑誌を読んでいて、いい情報が載っているとメモしたり、気になる広告を張っておいたり、読み終えた本のあらすじと感想をその場で書いたり、とっても重宝しています。
今、実家にいるので、父のPCを時間的に思うように使えないこともあるので、先日読み終えた本の感想文なんかもこの手帳にメモしています。たとえば江國さんの小説『ウエハースの椅子』を読んで、気になった言葉で
”私が学んだ数少ないことの一つに、ひとはどんなふうにでもあれる、ということである。”
とか、主人公の”私”の恋人が言った「僕はあなたと、世界中の星を見たい。」という言葉なんて、素敵だなと思って、思わず書き留めたりしてしまいます。
そんな風にこのメモ帳を使っているので、私にとってはちょっとしたネタ帳でもあるのです。落としたりして見られたくないものでもありますね。
525円で安いのですが、手触りも良くて私のお気に入りです。