Neutral 〜ニュートラル

50歳のうめめだかが感じたことやオフタイムのこと、好きな物のこと、趣味etcについてひとりごつ。  SINCE 2005.7.12

すれ違い

今日のランチは一人でゆっくりしたくてスタバに行った。会社からスタバまでは徒歩3分程。

スタバから出て歩いていると、向こう側から私を指差すように前を指差すサラリーマンがいた。(彼は私を指差したわけではなかったようだけど。)なんとなく見てしまったら、それがなんとかつて一時だけ熱い純愛をした人だった。ほんの短い期間だったけど。状況が許さずに熱くなっただけで終ってしまった恋だけど。もう10年近く前の話。別れ際の手紙でもう逢うことがなくなっても、私のことをいつまでも応援していると言ってくれた人だった。

営業なのか、スーツを着た見知らぬ若い子を連れていたので話をしながら歩いていたらしいけど。私は一瞬あっとすれ違いざまに目を見開いたまま、通り過ぎて何度も振り返ってみたけど、彼が振り返ることはなかったから、たぶん気付かなかったんだろうと思う。

7年くらいぶりに一瞬だけど再会したのだから、私は会社に帰る道中、“なんで声かけなかったんだろう。わたしらしくない”と後悔しきり。

今日はなんとなく妙に連絡してない人から連絡がきたり、“懐かしい誰かに逢いそう”という第六感が働く、年に何度かあるそんな日だった。不思議だ。

でも気付かれないというのは”私、そんなに変わったかな”と悪いほうに考えるもので、なんだかがっかりした。

こういうときにユーミンの曲“デスティニー”みたいに安いサンダル履いてたりするんだよなーと妙に実感。(私は安いサンダルは履いてなかったけど、化粧がとれてて、朝の雨で髪はいまいちだった。)

彼は見たかぎり変わってなかった。一児のパパか...。

声かけなくて、よかったかも...。たぶん、彼の私への応援は終わったんだと思う。