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50歳のうめめだかが感じたことやオフタイムのこと、好きな物のこと、趣味etcについてひとりごつ。  SINCE 2005.7.12

幸せになるためのイタリア語講座

先日、アマゾンで購入したDVD『幸せになるためのイタリア語講座』を見ました。イタリア映画と思いきや、実はデンマーク映画。あまり馴染みがないデンマークですが、内容はなかなかでした。

中心になる6人の主人公はそれぞれに、悲しみや悩みを抱えていて、仕事もイマイチ、プライベートでもいろいろなことに悩まされています。そんな6人が出会い、惹かれあったりしながら、最後にはそんな6人を含めたイタリア語講座に関わる9人でベネツィアに旅をするストーリー展開。

物語は淡々と進行していくんだけれども、人間の幸せって言うのは、もしかすると身近なところにあるのかもしれないと思わされる映画です。人は悲しみや寂しさのひだの中で、もがきながらそれぞれに生きているんだと思ったし、でも誰にでも幸せになるチャンスがあるんだと思わせるストーリーで、私の結構好き系な映画でした。

特にハンサムな男性も、特に美しいという女性も出ていない。(イタリアに関わる映画では、私はそれを求めることも多いんだけれども)でもそれが尚更、日常的な感じを醸し出していて、気がつくとまるで自分の身の上に起こっているような感じがして、自然で親近感のある演技が一瞬映画であることを忘れさせる映画なのです。

普通の人たちが普通に生活する中で、イタリア語という言葉を学びながら、イタリアのことやイタリアでの旅のことを思うとき、なんとなくうっとりしてしまう気持ちがイタリア語をレッスンを受けている私にはすごく良くわかるのです。

人をひきつける魅力を持つイタリアやイタリア語に改めて更なる愛着を感じた私でした。

補足 そんな風に言っても、なかなか伝わりづらいとは思いますが、メジャーなところで表現すると『ラブ・アクチュアリー』を見たときのような、(ラブ・アクチュアリーのような最後に爽快感が残る感じとサントラによる高揚感はありませんが)心がじわっと温かくなるような感じなのです。

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