女の美とステイタスにこだわる男
先日、ある程度古くからの友人と会いました。彼はイケメン、ステイタスも妻子も持つ男。
ある程度古くから知っているのに、彼のことに正直、若い頃には興味を持っていなかった。それは彼が遊び人だったから。でもここ数年、大人の雰囲気も持ち合わせた彼については少しの興味を持って耳を傾けてきたつもり。それに異性の友人も今となってはだいぶ減ったから。
彼は女性にはいまだに興味津々の人なので、よく周りの女性を観察している。あの子はこんな一流会社に勤めているのに、すごい美人だとか、あの子と付き合ったのはK大学(一流大学)に通っていて、某一流企業に勤めていたからという感じで、必ずこういう話が出て来る。
さらにその彼女の親は、一流企業の役員だとか、某省庁の官僚だとか、そういうことにまで及ぶ。私の親のことも予備調査として聞かれたこともある。
私は今、こんな風に生きるタイプだし、この先もフリーランスで仕事したいと思っている。「寄らば大樹の陰」みたいなのは親子揃って嫌いなタイプ。お金なんて、自分が楽しく暮らせる程度あれば十分というタイプだ。
だから、正直、イケメンだけど彼にがっかりしたし、そんな話を『陳腐だ。』と思った。だってその話の中身には、その人のパーソナリティや知的な面や、やさしさが感じられないんだもの。それに自分にステイタスもあるんだから、他人に求めなくても、別にいいじゃんと思った。
女は美人で、ステイタスがあればそれだけでいいのかって感じだった。なにが言いたくて、何も持ってない私に会って話すのだろうと不思議に思ってしまった。(まぁ、知り合いだからか.....)
あくまでも私的にだけど、いままで生きてきた人間分析の結果、大体こういうのはコンプレックスが原因になっているケースが多い。実家に対してコンプレックスがあるのかなとか思ってしまった。
もっとパーソナリティが大事なんじゃないのかな?
という私もそんな話を聞いて、なんとなく自信喪失したんだけど....。
当分、彼には会わないだろう。もっともっと自分の好きな仕事と生き方が出来て自信が持てるまで、もしくは彼をイケメンと感じなくなるまで。(そんなこと言ってる私も陳腐だけど....。)
彼と会って、すっかり、がっくり(ぐったりも)した私は、そのあと、私の生き方をいいと言って褒めてくれた友人に会いたくなって、電話していた。
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