Neutral 〜ニュートラル

50歳のうめめだかが感じたことやオフタイムのこと、好きな物のこと、趣味etcについてひとりごつ。  SINCE 2005.7.12

甘酸っぱい思い出

今日は8月31日。小中学生は夏休みが終わりですね。宿題をやり忘れていたことに翌日の用意をしながら気づき、泣きながらやって、さらに親に怒られたことを8月31日になるとなぜか思い出す。

先日実家に行っていて、実家に帰ると夏休みだという感じがする。学生時代を過ごしたところだからだろうか?学生時代の友達と近所のファミレスで待ち合わせし、ママチャリで参上したりして学生時代に戻ったような気分になった。うちの実家は今の所よりやや都心に近いのに近辺には緑が多くて、旧街道のかつて宿場町だったところなのでいまだにむかしながらの商店が並んでいて、埼玉なのに帽子かぶった赤いポストがいまだにあって、とてもノスタルジーを感じでしまうところなのでなおさらかもしれない。

あと夏と言えば今年終了した渡辺美里西武ドーム(私の行ってた頃は西武球場だけど)のコンサート。今年20回目でさらにピリオドを打った訳だけど私が行っていたのは高校生のときの3回だから、第4回あたりからかな。そのうちの1回の高1の時の美里のコンサートは雷の為に途中で中止になった伝説の1回。雨の中、中止を告げられ呆然と立ち尽くす観客を前に泣きながら美里ちゃんがアカペラで「My Revolution 」を歌ったコンサート。懐かしいな。夏以外は思い出しもしないのに、夏になると思い出してしまう。

そのコンサートのあった夏は私にとって忘れがたい、甘酸っぱい思い出がいっぱいの夏だったかもしれない。

コンサートのチケットを友人の分と2枚やっと入手できた私。でもその友人は人工透析をしていたのでコンサート1週間前にたまたま体調を崩したために行けなくなってしまった。私はどうしてもコンサートに行きたかったから、美里を好きだと言っていたクラスでやや気になる男の子を誘った。でもまだ高1だったので彼は「親が反対したので行けない」と電話で言ったっけ。(ナンじゃそれ!!)結構気になっている子だったのにそのまま夏休みに突入して、2学期になってからは話すこともなくなって、すれ違うときに挨拶するだけの関係になった。今から思えばそんなことでギクシャクするなんて青かったなーって思ってしまう。それはその子も思っていたらしい。その後十年以上もたってから本人からそんな内容のメールをもらったから。

結局3日前くらいになっても行く相手が決まらず、たまたま数日前に1年ぶりくらいで道で再会した中学時代に気になっていた人にかなりドキドキで電話した。そもそも私が渡辺美里を好きになったのは彼が好きだと言っていたので、興味をもって聞き始めた事がきっかけだったから。彼はすぐにOKした。コンサートは途中で終ったけれど、結局その人とはその後1年半つきあった。夏休みには二人でテニスを良くしたし、テニスのショップにもよく行った。マウンテンバイクを始めたのも彼の影響だったからツーリングもしたな。まだ出来て間もないベイブリッチを良く見に行ったし、富士山にお弁当を持っていってドライブしたこともあったっけ。箱根彫刻の森にも行ったなーなんて、いろいろ思い出してしまう。高校生だったから泊りで出かけたことはもちろんなかったけど良く遊んだなーと思い出す。

余談ですが「うめめだかが大学生になったら、左の薬指用のリングを買ってつけさせておく」なんて言っていて、、、。ホントに別れてよかったです。

それはさておき、たった1年半だったけど後で考えると盛りだくさんの思い出があってもっと長く感じる。きっと多感だったからだろうな。初めて結婚をほのめかされた人だった。(あたりまえだよね。初めてつきあった人だし。その前にあるわけないっ。)でも別れは突然にやってきて、将来を考えると考え方が違いすぎてダメかもと思っていた頃彼にフラれました。「違うと思った」と言う言葉で。いまさらその別れ言葉って、、、って感じです。そのときに今まで愛していた人が翌日にはもう会うことのない他人になるんだという現実を初めて知って、、、。大人の洗礼を受けましたね。あの時は泣いたなー。号泣でしたよ。

ちなみにこれも余談ですが、どんな風に結婚をほのめかされたかというと「お前が最後だと思ってる」って。それ聞いたことあるかも?ってそのときはちょっと思いました。良く考えてみたら、♪お前が俺には最後の女~♪演歌かよ。山本譲二かって感じです。

だから♪夏といえば思い出す~♪という感じで、結局その彼(10歳年上で学校教師、きっと今でも)のことを思い出す。そうは言っても正直なところ、その後結構何年もひっぱったんです。生活圏が微妙に違ったのでその後偶然会うこともなく、プライドがあったから電話とかはできなかったので今に至るまで約15年会ってません。それに今みたいに携帯もなかったしね。それから私はアンチ学校教師です。

でもさらにびっくりしたのはあんなに早く結婚したい星人だった彼がその後十年くらい結婚せずに結局36歳ぐらいになってから結婚したと風の便りに聞いたこと。

そんな彼がいまどんな風なのか気にもなりますが、月日の流れは人を変えるので見ないほうが美しい思い出として終ることでしょう。おそらく頭がかなり薄めになってらっしゃると思うんです。結婚が遅かったのも、もしやそのせいかもとさえ思うことも。

もちろん私とおつきあいしていたときはネコッ毛でしたけどちゃんとありましたよ。でも最近、ちょっと会わなかった人が随分変わっていたということがあるので、よく言われることですが昔の好きだった人には会わないほうがいい。これは間違いないです。

夏の終わりを感じながらこんなことを書いてしまいました。もう私ったら。

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