懐古主義??
最近アーウィン・ショーの小説を読んでいますが、今回は『ビザンチウムの夜』という本です。こないだ読んだ『ローマは光のなかに』もそうでしたが、どちらも主人公が自分の人生の最良の時というのを回想します。
『ローマは~』では一番仕事が友人とタッグを組んでうまくいっていた頃、『ビザンチウム~』では仕事もうまくいき、喧嘩をしながらも海辺の家で妻と過ごした新婚時代などです。
そんなことに感化されつつ、もう10年以上も聞いていなかった渡辺美里のアルバムを聞いてみました。バブル高校生、渡辺美里のライブ、横浜ベイブリッジの開通、高校生クイズ、失恋など、いろいろなことが浮かんできました。
今日は真っ青な空と近所の沼はきらきらと水面が輝き、このアルバムを聞きながら、車の窓を全開にしてドライブすると、あっと言う間に気持ちは高校生に舞い戻りました。そうそう『彼女が髪を切った理由』という曲が好きだったんだと、いまさらながら聞いても胸がキュンとします。
私ぐらいの世代の人だとこのアルバム、胸がキュンキュンするかもしれません。
晴れ渡った日のドライブには懐古主義かもしれませんが、たまにはミサトチャン。