Neutral 〜ニュートラル

50歳のうめめだかが感じたことやオフタイムのこと、好きな物のこと、趣味etcについてひとりごつ。  SINCE 2005.7.12

UNDER THE SUBURBAN SUN

UNDER THE SUBURBAN SUN UNDER THE SUBURBAN SUN 今日はとてもいい天気でした。明日からは雨だというので、4回も洗濯機を回しました。朝からお試しのoisixダンボールが届き、なんとなくうきうきとした朝の始まりでした。こういう食材の届き方も楽しいなと思います。野菜だけでなく、牛乳や卵が入っているので、すぐに使いだそうという感じになるのもいいです。 先日『フィレンツェ・ラビリンス』について書きましたが、あの本を読んでからひそかに私も前世はヨーロッパ人なのではないかと考えています。フフッ。それはさておき森下典子さんのネットのエッセー”おいしさ さ・え・ら”をチェックするようになって、すぐに写真の八戸の味の加久の屋の「いちご煮」のお試しサイズを取り寄せてみました。うに、アワビの入った潮汁なんですが、濃厚でなんだか作りたてをすぐ缶に入れてしまったような八戸の磯の香りまでするような感じです。3缶は入っていたのでそれぞれの実家に1缶ずつあげてしまい、残った1缶をみんなで有効に食べるために炊き込みご飯にし、おにぎりにしました。おいしかった。とても贅沢なおにぎりでした。 今、映画『トスカーナの休日』の原作本を読んでいます。映画のような物語でなく、本気でサンフランシスコからイタリア・トスカーナコルトーナのブラマソーレという名の廃屋のようになっていた家を買い、住むために悪戦苦闘する話が書かれています。映画ではなんだかうっとりするロマンスでしたが、こちらはほんと体験談という感じ。でも面白い!!コルトーナでは、新鮮な野菜がおいしく、ハーブに囲まれ、敷地内にはオリーブ、松の実やアーモンドの木が実をつけたりして、それで料理したり、シンプルなのに最高においしい様子が書かれていて、そんな料理のレシピが紹介されていたりします。読んでいて、本当にうっとり。そんな風にその本にうっとりしている今の私だったので、oisixから届いた、泥つきのホウレンソウやジャガイモはまるでトスカーナから届いたようでもあったのです。この『トスカーナの休日』の作者フランシス・メイズはサンフランシスコで忙しく仕事をしながら過ごしているときには、家事は面倒なことで、できるだけ時間をかけたくないことだと思っているのに、コルトーナに来ると次々とすることが浮かんで、料理をしたくなり、さらに裁縫までしたくなる自分に驚いていたりします。ツアーのコースにも入れているのにコルトーナに行ったことのない私。素敵なんだろうなとうっとりするのでした。 あー、私もそんなうっとりするようなところに住んでみたい。自然が残る郊外に住んでいますが、まだそのような気持ちに達したことはない私です。