Neutral 〜ニュートラル

50歳のうめめだかが感じたことやオフタイムのこと、好きな物のこと、趣味etcについてひとりごつ。  SINCE 2005.7.12

フランスから帰国しました

一昨日の18:00着のエールフランス278便で帰国しました。昨日は午後から出勤で、何気に土日休みになってしまったので、添乗の振り替え休みはなくなってしまった....。

それはさておき、10日間のイルドフランスとパリのツアーでしたが、充実した旅になりました。パリに行くのもおととしの10月ぶりなので丸2年ぶりでしたが、短い時間のなかで自由になる時間があったので、是非見たいと思っていたピナコテークの”スーチン展”も、オランジュリーも見られたし、ゴヤールで買い物も出来たし、フラゴナールで香水も買えたし、私にとっては仕事とは言えども、押さえどころは押さえたなかなかいい旅でした。

黄葉はちょうどいい頃で、緑からちょうど黄色に色づく頃で、それでも日中は20度以上はあったし、パリ以外はお天気にも恵まれ、とてもよかったです。

特に今回の旅行で印象に残ったのはオーヴェル・シュル・オワーズ。ゴッホがピストル自殺をはかり亡くなった場所であり、2ヶ月を過ごしたところ。この道をゴッホも歩いたのかなと想像しながら麦畑を歩きました。

同じようにモレ・シュル・ロワンも良かった。こちらはシスレーが住み、亡くなったところ。グレ・シュル・ロワンは、西洋近代画家の黒田清輝、浅井忠が過ごしたところ。ともにロワン川のほとりで、ゆったりした川の流れを見ながら、創作活動に励んだのかなと想像を掻き立てるところでした。

そんな、1900年前後に生きた画家達のことを思い浮かべながら、旅を出来ました。まさに心で感じる旅でした。ゆったりした旅であったからこそだと思います。

あまり印象派には興味の無かった私ですが、帰国して改めて旅を思い出しながら、モーリス・ラベルの曲を聴きながら、この文章を綴っていると旅のいい余韻に浸れる私でした。

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作曲家モーリスラベルゆかりの地、モンフォールラモリの小道。