映画”This is BOSSA NOVA”見ました
たしか8月1日に梅雨明けして(あの日、飯田橋のカナルカフェでそれを祝ったので覚えていますが,,,)それからちょうど1ヶ月たったこないだの9月1日にはすでに涼しくなってしまって、暑かった夏も”たったの1ヶ月ー?”と寂しくなります。
映画”This is BOSSA NOVA”は先々週、渋谷の宇田川町のラブホテル街の中にあるQ-AXシネマで見てきました。
先日も私の今年は私にとってのボサノバ年と書きましたが、このボサノバ誕生のドキュメンタリー映画はやっぱり、勉強になったし、あらためてアントニオ・カルロス・ジョビン(映画の中ではみんなトムジョビンと呼んでいた)の偉大さを知ることのできる映画でした。カルロス・リラとホベルト・メネスカルがこの映画の語り部になっていて、これが生き証人という感じでリアリティがより湧いたのでした。
今でこそ年配ですが、私の好きなワンダーサーやジョアンドナートもこの映画に出てきて、彼等はこのボサノバ創世記にはまだ若手だったようですが、この創世記を若いながらに見てきて今も現役という存在で、ボサノバって昔作られた名曲をカバーすることが多い中で、いまでも進化し続けるボサノバという感じがして、なお好きになりました。
それにしても改めてボサノバの歌詞は美しくて、甘い...こんなことを囁かれて生きられたら女性はどんなに幸せだろうと思いました。
私の好きな曲を2曲ばかり、ご案内します。
カルロスリラの”もっとも美しいもの”(This is BOSSA NOVAのコンピレーションアルバムの歌詞より)
もっとも美しいもの それは君だ
それは君だ
君と僕 二人ならきっと
なぜだかわからないけど
君は花より美しい
あぁ 花でいっぱいの春に
愛という この美しい香りがあったなら
女性という自然を
芳香で満たしてくれるなら
なぜなら こんなに美しい花は
存在しないのだ
こんな美しい色も ありはしない
そして 愛は
愛すらも ありはしない
だから私は少し寂しい
わからなくなるのだ
君への僕の愛も
果たしてこんなに美しいのかどうか
※
名曲”コルコバード” (アルバム ”エリス&トム”の歌詞より)
部屋の片隅にギターが一本
愛する人をしあわせにする歌がひとつ
考え事のできる静けさ
夢を見る時間
コルコヴァードの見える窓
その丘にはキリスト像
なんて美しい
こんな生活が
ずっと続けばいいのに
あなたがいつも傍にいれば
昔の恋も冷めるでしょう
ずっと悲しくて
世の中が信じられなかった
あなたに会って
しあわせとは何だかわかったわ
私の愛しい人
↑私はこんなこという男の人を見たことはありませんが、ブラジルにはいるのかもしれません。ぜひ、ブラジルに行って確かめたいと思っている私です。