Neutral 〜ニュートラル

50歳のうめめだかが感じたことやオフタイムのこと、好きな物のこと、趣味etcについてひとりごつ。  SINCE 2005.7.12

マッチポイント

Topnew01 見たかった映画”マッチポイント”に行ってきました。

昨日、私は土曜出勤で友人のchococakeさんに席を取っておいてもらって、本編が始まって15分後くらいにシネスイッチに着いたときには、もう立ち見も出ていて通路も一杯。chococakeさんを待たせてしまって、どんなに席を押さえておくのが大変だっただろうと思うと、申し訳ない気持ちで一杯です。会社からシネスイッチまで走ったら2,3分程の距離なのに....。

それにしても、あの満員御礼ぶりビックリしました。シネスイッチは良く利用する私ですが、あんなに混んでいたのは初めて。(ぎりぎりに行ったこともあまりないので、はっきりとしたことは言えませんが。)

それで本題の”マッチポイント”ですが、魅惑的なスカーレットヨハンソン演じるノラ♀とクリス♂との出会い。二人のフィアンセはイギリスの上流階級のヒューイット家(たしか...)の兄妹。兄妹のダブルデートでノラとクリスは知り合う。お互いにフィアンセを持ちながらも、あっという間に恋に落ちるという感じで、たしかにスカーレットヨハンソンみたいな女性を目の前にすれば、大方の男性はノックダウンされるだろうと言う感じの良くアル感じの始まりだったのですが、結末が途中までは想像できたものの、意外性のある結末という感じ。

Point_ph12 ロンドンの町並みや郊外の上流階級たちが優雅に休日を過ごす美しい屋敷の映像にも、うっとりさせられます。BGMには悲しいオペラの旋律が使われていて、Tragicな結末しか思い浮かばない感じなのに、最後の強引な結論の持って行き方はちょっとリアリティに欠ける感じがしますが、監督ウディ・アレンの現代に対するIronyを感じさせるところがありました。

この映画を見て、なんとなく”太陽がいっぱい”と重なったのは、私だけでしょうか?

でも”太陽がいっぱい”は私たちが素直に受け入れる因果応報という結末。でも”マッチポイント”は”太陽がいっぱい”と似た匂いを感じるのに、なにか違和感みたいなものを、引きずりつつ終るという感じがします。

<ここまで書いて、美容院に行かなければならなかった私は途中でアップしたまま、出かけてしまったのです。失礼しました。>

それで”マッチポイント”の話ですが、なんとなく釈然としなさがあるけど、たしかに見甲斐のある映画でした。

中村江里子さんもブログのなかで”マッチポイント”に関しての話を2回に分けて書いていますので、それも見ていただくと、この映画の気になるポイントがひと様々で面白いのではないでしょうか。中村江里子さんはセレブならではの観点でこの映画を語っていますよ。(中村江里子さんの”マッチポイント”についてのブログ 

そのあと、イタリア旅行から帰ってきたばかりのchococakeさんと”サルヴァトーレ・クオモ”の店に行き、白ワインを1本あけて、さらにグラスワインまで飲んで、おいしいものをたらふく食べて、飲んで、語って、楽しい夜を過ごしました。それにしてもこの店のモッツァレラ、私が日本で食べたの中で一番おいしかったかも。

chococakeさんには、お土産にお願いしておいたウフィッツィ美術館の”ヴィーナスの誕生”の絵入りのノートとパンナコッタの素を戴きました!!うれしい、ありがとう。

200609101825000ヴィーナスの誕生”のノートは2冊目です。1冊目と同様に読書感想文のノートにしようっと。

体はクタクタだけど、元気になった週末でした。