愛するカールスバードのブルーオニオン
今日、会社帰りに上野駅の構内で(渋っ)でドイツフェアをやっていて、ドイツフェアなのに、チェコのカールスバードの陶器が売られていた。
いつもプラハに行ってフリータイムがあると、このカールスバードのブルーオニオンシリーズをお土産用(自分用と家族用)に大量に買ってきていたので、こんなところで出会えるなんてと、昨日から前を通るときに物色しつつ、買おうか買うまいかを考えながら通りすぎていた。
でも、今日やっぱり買わずに後悔したくないと思い、買ってしまった。
ブルーオニオンシリーズといえば、普通ドイツのマイセンのブルーオニオンが一番よく知られている。でも実は、カールスバードのブルーオニオンも世界3大ブルーオニオンの一つに入っている。詳しく言うとカールスバードの発祥は保養地で有名なカルロヴィバリで、ドイツ語読みなどするうちに、カルロヴィバリがカールスバードになったと言われているそうである。私がいつもプラハで買う、カールスバードのブルーオニオンはボヘミアのČeský porcelán Dubí (Czech porcelain Dubí) という会社で作っているものである。
何でも、マイセンが”ブルーオニオン”の商標登録を取ったので、それ以後、製造した会社は”ブルーオニオン”という名前をつけることは出来ないが、マイセンの商標登録よりも前からブルーオニオンを作っていた会社は今でもブルーオニオンという名前を使ってもいいらしい。そのような会社は世界に50社近くあるらしい。ちなみに、私の夢は世界を歩いて、マイセン以外のブルーオニオンをこつこつ集めること。
マイセン製はもちろんいいが、とても高い。マイセンにある現地工場の売店でも通常、ティーカップ&ソーサー1客が1万円くらい。(それでも日本より安いと思う。)そんな感じで手も出ない。
←このカールスバードはとても安い。こないだは、プラハの専門店で小型のティーポット2つと中皿5枚とマグカップ2つで1万円ちょっとだった。
今回、上野駅でこのマルチカップ(写真上)が1つ1500円で売られていた。おそらくチェコで買ったら、半額くらいかなと思いつつも、まぁここは日本。手間代を考えたらしかたないという感じで買ったが、他のお店に比べれば全然安いので、良しとしよう。
でも、なにより上野駅で出会えたことがうれしかった私だった。
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